2018年09月01日

だんべうどん〔前橋〕




前橋市内から赤城山に向かうゆるい坂道を進み、国道17号線バイパス上武道路を越して右側の看板を目印に右折「だんべうどん」だんべ肉汁うどん!三合もり(普通)760円をずずずずっっっ。

前橋市郊外、旧富士見村エリアのうどん屋さん。表通りから入った場所にあるので、おそらく自宅改造系のほのぼのうどん店だろうと予想してたのですが、友人が食したうどんの写真が絶妙に美味しそうで、これは私もなんとしても食べてみなければと妙な使命感を帯びて、ちょうどこちら方面への野暮用があったついでに立ち寄ってみました。

東国文化歴史街道と名付けられた(蛇足ながらこの界隈にはこんなふうにネーミングされた道路が多いのですが、県外者には何がなんだか理解できず。。)街道を、正面に赤城山をちらりとみながらゆるゆると登っていくと、「だんべうどん」の標識があります。いかにも昔ながらのお店へ誘う標識に従って右折し、さらにその先を右折し郊外の農村特有のくねくね道をたどると間もなくお店に到着。きっと自宅改造型のディープなお店だろうという想像に反して、移築してきたであろう古民家はよく手入れがされていて、古臭さは微塵も感じません。なんだこのセンス。駐車場の看板は古さを感じさせるもので、これはおそらく最近お店がリニューアルされたということでしょう。すぐ隣に住居と思われる別の建物があります。

店内は4人卓が3つと大テーブルが一つ。奥には予約可能な個室もあるようです。天井が高く、開放感があります。大テーブルについて、水はセルフとの旨書かれていたので、メニューを決めてからお冷をとりに行こうとしましたが、店員さん(お母さまかな?)がお冷を持ってきてくれました。メニューは、かいつまんで言えば肉汁、鴨汁、鶏汁、カレーうどん、と量が3合・5合・7合、それに大かき揚げをはじめ若干の天ぷら系トッピングでほぼ全部、とシンプル。日祝日のみ蕎麦も提供されるようです。ということでまずは一番人気という「だんべ!肉汁うどん」を3合でお願いします。

待っている間に、メニューに書かれている薀蓄を眺めます。小麦から店内自家製粉とのこと、最近蕎麦を自家製粉するお店は時々ありますが、うどんはめずらしい(全国初、と書かれています)。本枯れ節を使い、豚は群馬産もち豚を使っているとのこと、そういえば群馬は養豚業が盛んでした(だからトンカツのお店とか多いですよね)。BGMはラジオ、多分FM。

おそらく注文が入ってから茹でられているのでしょう、しばらく待ってうどんが運ばれてきました。おお、うどんはほどよく太く、ねじれと太さのばらつきもあり、素朴そうにみえて実は相当計算された意図的な賜物のようです。歯を立てると、意外にも固さはほとんど感じず、しかし中央部でくっと抵抗があるのは関東的。上州うどんによくあるもっちり系でも、武蔵野うどんによくあるゴツゴツ系でもなく、しかしズズズッとすすりモグモグと噛みしめれば、小麦の味わいが口の中に広がります。

汁の黒さからも想像できるとおり、しっかり甘く醤油のしょっぱさもありますが、尖ることはなく意外にもスッキリ感があります。これ、材料や調理に相当気を使われてると拝察。たっぷり入っている豚肉には軽い焦げ目がつけられています。最後に汁に投入したのでしょう、肉の味は抜けず豚の脂身はダレず、甘さと化して小麦とよく馴染みます。これはイイですねぇ。

添えられているごぼうのきんぴらと椎茸煮、これも見た目どおり味は強めだけれど、野暮ったさがなく食べられてしまうのが不思議。埼玉あたりの武蔵野うどん店でもごぼうきんぴらが添えられることは時々ありますが、この金平はそれらよりも一段美味しく感じるのはなぜだろう。ごんぶとのごぼうに歯を立てれば、うどんとは違った繊維質の食感がミシミシと顎を刺激します。

写真でピンと来ましたが、予想にたがわぬ美味しいうどんでした。これはまた近くに来たらぜひ立ち寄りたい。それにしても群馬はやはりうどん王国、様々なタイプのお店が地元の人に受け入れられていておもしろい。もっと群馬のうどん店も食べてみなければな、、でもそうするとこのお店にはなかなか来られなくなってしまうジレンマ(笑)。ごちそうさまでした。



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posted by kennny at 00:00 | Comment(0) | その他関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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