2018年08月01日

うどん屋 小相木店〔前橋〕


前橋駅から西南西方向、利根川にかかる南部大橋を渡って道沿い右側「うどんや小相木店」もりうどん370円に天ぷら70円を1つつけて、ずずずっっっっ。 知られざるうどん大国、群馬県。いや、ただしくは群馬県に限らず、関東平野の北側のほとんどの部分はうどん文化圏で、地域によって微妙にスタイルの異なるうどんが食べられているのです。たとえば武蔵野うどんもそうですし、広く解釈すれば山梨のほうとうや吉田のうどんなどもその一つ。群馬では東の端館林も独特のうどん文化があるし、榛名山の麓では水沢うどんが知名度は高いけれど、平野部では上州うどんと呼びたい独特の麺文化があります。吉田のうどんや武蔵野うどんのようなゴツさはそれほどなく(本来は武蔵野うどんもそれほどごついものではないのですが)もっと精白された小麦の風味がたのしいもちもちっとしたうどんが主流ということもあり、インパクトは強くないので知名度こそ高くありませんが、逆に言えば日常食としてよく食べられているということでもあります。 前橋の中心部からそれほど遠くないこちらのお店は、大通り沿いということもあってお昼時には駐車場がいっぱい。マンションの1階部分に、ブティック、理容店、中華料理屋とならんで「上州手打 うどん屋」いう小さな看板があります。間口が狭いなぁ、と思いながら扉を開けると、お昼には早めの時間帯ながら店内ほぼ満員と大賑わい。奥行行きのあるフロアは、左手が小上がり、右手はオープンな厨房を囲んでL字型のカウンター席がずらりと並びます。店内はそこそこ年季が入っていますが、厨房は完全丸見えスタイル。おお、入口近くに超大量の天ぷらが待機しています。ゲソ、ごぼう、さつまいも、人参、いんげん、ちくわ、、なんだかわからないものまで大きなバット数個にぎっしり、しかもどれもけっこうジャンボサイズです。 壁に貼られているメニューは、もりうどん/かけうどん370円から、たぬきうどん、カレーうどんなど十数種類。からみそうどんなんてメニューは群馬県らしいなと思ったり、十両うどん/万両うどんという少々謎なメニューがあったりしますが、暑い季節ということもあってお客さんはほぼ100%もりうどんをオーダされています。いや、オーダ以前に特に何も言わなければ自動でもりうどんが提供される状態。天ぷらは事前にオーダするお客さんもいますが、提供直前に店員さんと「なにかのせる?」「いつもの?」なんてやり取りをして2、3個トッピングしてもらっているお客さんがほとんどでした。あるいは先に天ぷらだけもらってたりとか、いや、何もやり取りもせず勝手に置かれる人も(笑)。 ということで私ももりうどんをオーダ。奥でご主人でしょうか、おそらく営業前に手打ちされたうどんを茹でては揚げられているのを見ていると、どうやら私のうどんができたようで、すかさず「春菊!」と声をかけると「一つでいいの?」という表情をかんじつつ、トングでうどんの上にぽんと載せてくれます。 ではいただきます。色白でそれほど太くない麺は、手打らしく太さのばらつきがけっこうあります。口に運べば柔らかいとは言わないもののゴツゴツ感は皆無、素朴な小麦の風味が笑っちゃうほどしっかり伝わってきます。口をとおりぬける時に捻じれや太さの違いでチュルンやニュルッやクッやいろいろな食感になるのも楽しい。薬味はわさびがちょんと添えられています。つけ汁は少し甘さのあるタイプですが、しつこさは皆無、さらりとしているので飽きません。ああ、これは大盛りにしてもよかったかも。春菊の天ぷらもコロモたっぷりではあるものの、具材そのものも大きく味が濃く、ザリザリとワイルドに食べるのはまた快感。これが1個70円というのは良心的だなぁと思うのです。 食べている間にも次々にお客さんが来ます。「うどん屋」という店名のうどん店というのもなんとも不思議に思ってましたが、これだけ地元の常連さんがたくさんついているから、余計な屋号なんていらないのかなぁと思ったり。お値段もリーズナブルだし、近所にお店があったら間違いなく私も通います。ごちそうさまでした。

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posted by kennny at 00:00 | Comment(0) | その他関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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