2017年11月04日

浅見茶屋〔飯能市吾野 うどん〕



吾野の集落の西、東郷公園への芳延橋を渡りそのまま沢沿いに遡ること2kmほど「浅見茶屋」肉汁うどん850円をずずずずっっっっ。

奥武蔵方面のハイカーにはよく知られたお店。名栗から子の権現を越えて浅見茶屋へ抜けるルートはお手頃なハイキングコースで、私も実際40年近く前に歩いた記憶があります。車だと秩父へ向かう国道299号から入りますが、かなり狭隘な道なのに時々すれ違いが必要となるし、歩いているハイカーも多いので運転には十分注意が必要です。

お店は安政2年に建てられた古民家を使っており、お店としては昭和7年から営業されているとのこと。昔は養蚕と林業で生計を立てられていたのでしょう、木造でどっしりした建物は高い屋根と入り組んだ作りが印象的です。テーブルや椅子が不規則にならび、表にはテラス席もあるようです。オオバコではありますが、一見乱雑に並んでいるような机は他のお客さんの所作が気にならないよう計算されているんじゃないでしょうか。この意外にもBGMはコンテンポラリーで洒落たジャズ。お店の雰囲気とのミスマッチがなかなか楽しい。というか、この空間で生演奏とかやってほしいぞ(笑)

メニューはうどん温冷の他、豆かんやところてんなどの自家製スイーツも揃っているのが「茶屋」らしい。子の権現から下ってきたハイカーには、休憩がてらちょっと甘いものなんて立ち寄り方もよさそうです。私はもちろんうどんで。場所柄(そして時期柄)きっとキノコは美味しい地物だろうな、と想像してきのこつけ汁うどんをお願いしようとしましたが、女性店員さん曰くあいにく切れてまして、と本当に申し訳なさそうにおっしゃいます。残念!では肉つけ汁うどんをお願いしましょう。

しばらくしてご主人でしょうか、たいへんお待たせしましたとお盆を運ばれてきました。ではいただきましょう。うどんは竹筒に入っているあたりが、山里らしくも洒落ています。麺は田舎風の乱切りではなく若干のねじれがあるもののちゃんと太さが揃っています。うどん自体の塩分は多め、ちゃんと精白された小麦粉を使ってていねいに打たれています。なので、地粉のワイルドな風味ではなもっと品のある香りがします。かなり長さのあるうどんで、最初はもちっとした食感ですが、それでも中心部ではぐぐっと強く押し返すコシがある、よくできたうどんです。

肉汁はスライスされた肉がたっぷり、それに玉ねぎと長ネギ。玉ねぎと長ネギが両方入った汁って、めずらしい気がします。玉ねぎを使っているからか、汁は甘さがしっかりしたタイプで、山歩きで疲れた身体や、寒い日に歩いたあとにはうれしい味かと。醤油はきいているけれど濃すぎず、それでもほどよいコクがあり、うどんとほどよく絡みます。

観光地的なうどんを想像してましたが、実際外観はその雰囲気がありましたが、料理はきちんと作られていてほっとしました。また店員さんもとても親切で腰が低く好印象でした。ドライブついでに立ち寄るのもいいけれど、できればハイキングの途中で立ち寄るのがいいでしょうね。それもできれば混雑していない平日とかに。ごちそうさまでした。



関連ランキング:うどん | 西吾野駅吾野駅正丸駅





クリックよろしくお願いします! blogram投票ボタン 食べログ グルメブログランキング
posted by kennny at 14:00 | Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。