2017年10月23日

おんたけうどん



西武池袋線が飯能駅に到着する少し前、踏切脇の飯能御嶽神社の奥「おんたけうどん」もり肉汁うどん500円をずずずずっっっっ。
讃岐うどんブームの火付け集団、もとい火付け役となった「恐るべきさぬきうどん」は、味を語るのではなくレジャーとしての讃岐うどん店巡りを提唱し、「あやしい」讃岐うどんのお店が沢山登場します。しかし、あやしいお店の多さということでは、武蔵野うどんのお店も負けてはいません。こちらのお店も、住宅街の中「飯能御嶽大神」の幟が並ぶ脇に「地酒天覧山 おんたけうどん 小料理」と書かれた看板が唐突に表れます。が、この看板が地面に置かれていて、小さな神社の方を眺めても店らしき建物は見当たりません。実は奥のマンション風の建物の1階がお店になっているのですが、わかる人にしかわかりませんよねぇ。。車はお店の前の敷地にと言われて、切り返して停めました。

扉というか玄関を開けると、店内はL字型のカウンター席と奥は小上がりになっています。が、いたるところに雑貨というか私物が置かれ、手前の食器棚といい、これリビングと台所を改造したんだよなぁ、しかもかなり時間が経っている。神棚があったり、BGMはテレビ。カウンター席に座りましたが、カウンターにもあれこれ置かれていて、厨房内が見えるような見えないような。しかし食器や調理器具の片付け方も、なんというか家庭的。先客は食事がとうに終わっていたのか、お茶を飲んでお店の女将さんとのんびり世間話中でした。

メニューは厨房の壁に貼られていますが、もりうどん400円、肉汁うどん500円、カレーうどん600円、野菜天ぷらうどん600円、定食700円、以上とシンプル。しかし小上がりの奥には「本日のメニュー」という黒板があり、ってことはこっちのメニューだけしか出来ないということかしら? なかなか謎が深まります。とりあえず、肉汁うどんをお願いすることにしました。

ちらりと見えたところでは、女将さんがバットに用意された生麺、おそらく手打ちのものをお湯に投入、おお、都度茹でなんですね。しばらくすると出汁、かえし、肉を小鍋にいれてこちらも都度調理らしい。待っていると、先客が帰られたこともあり、女将さんが台風の話とか選挙の話とか、ぽつぽつと話しかけてきます。「目の前がふさがれててごめんなさいね、暑いと釜の湯気がそっちにいっちゃうんですよ」ということらしいです。ときおり踏切の音が聞こえ、続いて列車が通過する音が聞こえてきます。

さてうどん到着。それほど(武蔵野うどんとしては)太くないうどんは、固さはなく、少し素朴さを感じる田舎麺。これを醤油のきいた肉汁にひたして食べると、率直にいえば洗練された味ではなく、おふくろの味。しかし地粉というよりはおそらく精白された麦の風味ですね。飯能は他にも地粉ではなく精白された小麦をうどんい使うお店が多い気がしますが、遠因は江戸時代から文化的に栄えた町だったからじゃないかと想像。ひとくち食べてうめえ!ではなく、食べ終わった時にほっとする味、といえばいいでしょうか。

正直、お店らしさを期待しては行かないほうがいいかもしれません。町中の親戚のおばちゃんの家にちょっとお昼をごちそうになりに行く気分のお店です。とはいえ、冒頭にかいたとおりいろいろな意味であやしさ満点ではあります。ああ、これなら天ぷらもつければよかったな、さらに言えばお昼から酒も飲めるみたいだから、うどんが茹で上がる時間に一杯とかも。そうそう天覧山を醸している五十嵐酒造さんはここから近いので、ついでにそちらにも足を伸ばすのもいいでしょう。ごちそうさまでした。



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posted by kennny at 13:00 | Comment(0) | ごあいさつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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