2017年06月19日

三河屋〔弘明寺 食堂〕

  


横浜市営地下鉄の弘明寺駅、旧道入口交差点を大岡川方向に入ったところ「三河屋」で仕事上がりに一杯。

弘明寺のアーケード街やバス通りから少しはずれた住宅街の中にそっと暖簾を出している「三河屋」さん。今は「市民酒場」とは名乗っていないけれど、大正10年酒屋として創業され、戦中に「市民酒場」となり戦後今の営業形態になったとのこと。

たまたま仕事が早めに上がれて、お店に向かうとちょうど夕方の暖簾が出たところ。おじゃまします、とお店に入ったら何故か常連さんがすでに飲んでいる(笑)。店内は古めかしい棚に店名の入ったキープの焼酎が並んでいたり、壁にずらりとメニューの短冊がかかっていたり(そのところどころが裏返っていたり)昭和的と言えば昭和だけれど、並んでいるテーブル席も厨房の前のカウンター席手入れが行き届いてます。カウンターに座ると、足置きがわり?に炭?が置かれなんとも居心地がいい。短冊を見回しますが、もつ焼きや煮込みといったメニューは意外と見当たらず、刺身類やフライ類、天ぷら類と小鉢類がならび、定食などの文字が並びます。先客は刺し身盛り合わせ(2,300円だったかな)を楽しまれてるようで、けして激安酒場ではなく質も担保されたお店なのだろうと想像できます。

まずはビール大瓶700円をお願いすると、銘柄はエビス、アサヒ、キリンとありますが、と聞かれるところが ちょっとうれしい。それじゃキリンにしましょうかね。他にも日本酒(高清水他)、焼酎、ハイボール、ホッピー、サントリーオールドなどが短冊に並んでいます。待つほどもなくビールとお通し(ゴボウとこんにゃくの煮物)。こういう実直的なお通しはいいなぁ。時季によるのかもしれませんが、ビールは冷えすぎておらず、のどをゴクゴクと心地よく落ちていきながら軽く押しのある苦味を楽しめる程度の温度、私はこの温度が好きなのです。

しばし悩んだ挙句、メゴチ天ときのこおろし和えをオーダしました。後ろのテーブルのグループは「かき揚げ、人数分に切って持ってきて」とか短冊にないメニューをオーダしてますが、これは常連さんの特権ですね。いきなり初訪でそんなことをやるのは野暮というもの。

メゴチ天、当然カラリと揚げたてで、独特の旨味がたまりません。私、メゴチ天は見かけるとついオーダしちゃうんです。油がしっかり切れてサクッとしたアツアツのコロモが口の中でほどけて、あービールもう一本いっちゃいましょう。次にきのこおろし和えが運ばれてきます。なんてことのない一品ですが、これも酒飲み的にはたまらない。さらに日本酒に行きたくなるのをぐっと我慢。

お会計からすると、お通しはタダの計算になりますが、いいのかな。飾ったところはまったくありませんが、おだやかな空間でゆっくりお酒をいただくことができました。でも、残念ながらこちらのお店に二度と来ることはないのです。というのも、残念ながら創業100年を目前に2017/6/30でお店を閉じられるのです。結局こちらのお店には2度しかお邪魔する機会がありませんでしたが、いや、2度もお邪魔することができたと前向きに捉えましょう。ありがとうございました&ごちそうさまでした。



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posted by kennny at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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