京浜東北線・横浜線の東神奈川駅と東急東横線東白楽駅の間、横浜上麻生道路沿い「ハノイ ベトナムの食卓」ランチ1,000円をいただきます。一見スナックかと思うような外見、営業中の札を見ながら扉を開けると、まるでバーのような雰囲気の店内。カウンターの上にはビールやワイン・リキュールなどの便が並べられ、白い壁のところどころに若干アジアンテイストの装飾品が置かれています。カウンター8席の奥に4人卓がひとつ、入口脇には二階席への螺旋階段があります。
お昼はランチメニュー1種類のみらしく、着席すれば注文を聞かれることもなく、男性店員さんがハス茶を持ってきてくれます。このハス茶が美味しい。冷たいハス茶をいただいていると、揚げ春巻、海老すり身、青パパイヤのサラダ、えびせんのプレートが出てきました。サラダにはエゴマらしい葉や砕いたナッツと和えられていて、複雑だけれど調和のある一品になっています。揚げ春巻きや海老すり身は、アツアツでなかったのがちょっと残念だけど、味付けが強すぎず弱すぎず美味しくいただきました。
続いてフォーの登場。器に顔を近づけると、ふわりとレモングラスの香りが立ち、続いて揚げニンニクやパクチーの香りも。スープは透き通っていて、やや多めに浮いている脂はキラキラ輝いています。すすってみれば鶏の旨みが綺麗に浮かんでくる上等な清湯。これだけスープがしっかりしているのに、トッピングされているパクチーやチャーシュー状の鶏肉の味よりも飛び出ることがないバランスがみごとです。このままでももちろん美味しいですが、途中でレモンを絞り入れると、味の焦点が明確になってまた違った味わいになります。さらに自家製と思われるトウガラシを加えるとまた違う味に。。
デザートに練ったサツマイモにココナツミルクのようなソースのスイーツ。ああ、やっぱりこういうデザートが最後にあると嬉しいですよね。
エスニックというとどうしてもギラギラとしたワイルドな側面を想像しちゃうのですが、こちらの料理は食材や味付け・調味料は東南アジアのそれだけれど、重くなったり強い味付けで驚かそうとするベクトルはなく、"ベトナム料理ってフランス料理の流れも汲んでるんだな"と思わせる洗練さがあります。これは機会がればぜひ夜にも訪れてみたいな。カウンターにあるワイン(メニューは見てませんが、ボルドーなど空き瓶がカウンターに置かれてました)とも合わせられそうですし。ごちそうさまでした。
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